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第22回 学術集会長
川崎医療福祉大学
有安早苗
第22回 学術集会長を拝命しました、川崎医療福祉大学 有安早苗です。
泌尿器細胞診(別府)カンファレンス学術集会も今年で22回を迎えます。昨年は会発足20周年記念誌も発行され、本邦における泌尿器細胞診の中核をなす会として発展を続けています。私自身が、そんな別府(敢えて別府です)カンファレンスの沼にはまったきっかけは「尿のdysplasia」について夜を徹して議論するニッチな会があると聞き、足を踏み入れてしまったのが始まりでした。その後も、ただ「尿」だけをテーマにここまで22年です。そんなブレない会の学術集会長を拝命しましたこと、まことに光栄に思っております。
今回の学術集会は、「高異型度尿路上皮癌細胞診断の実際 ―診断ピットフォールとパリシステムの運用―」をテーマに、昨年に続き「高異型度尿路上皮癌」を主軸とした内容で実施いたします。腎盂・尿管・膀胱癌取扱い規約(第2版)にもあるように、尿細胞診の主な目標は臨床的に意義のある高異型度尿路上皮癌の検出と高異型度尿路上皮癌の可能性を明確に否定することです。また、膀胱癌に関してはパリシステムを基本的に採用することも記載され、これを理解し運用することは泌尿器細胞診を行う我々の喫緊の課題と考え、今回のテーマに据えました。
本年5月、COVID-19感染症は5類に移行し、学会、イベントなど対面での実施が可能になったことから、今回の学術集会は4年ぶりの全面現地開催を予定しております。これまでの泌尿器細胞診(別府)カンファレンス学術集会の魅力の一つは、温泉に入ってお酒を酌み交わしながら、建前でなくホンネで語る細胞像議論でした。残念ながら今回は1日開催でそうはいきませんが、スライドカンファレンスやシンポジウムの場で、別府カンファレンスの真骨頂「建前でなくホンネの討論」が交わされることを期待しております。
テーマ | 高異型度尿路上皮癌細胞診断の実際 ―診断ピットフォールとパリシステムの運用― |
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日時 | 2024年2月17日(土) 11:00~18:30 |
開催場所 | 川崎医科大学現代医学教育博物館2階大講堂 岡山県倉敷市松島577 |
学術集会長 | 有安早苗 川崎医療福祉大学 |
実行委員長 | 佐藤正和 倉敷芸術科学大学 |
学術集会事務局 | 川崎医療福祉大学臨床検査学科内 事務局長 田中慎一 |
簡易版 | [ 閲覧自由 ] 簡易版抄録 PDFダウンロード(7.43MB) |
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