症例番号1
出題者:髙木 麻緒(CT)弘前大学医学部附属病院 病理部
回答者:田中 慎一(CT)川崎医療福祉大学 臨床検査学科
60歳代/女性
検査材料:自然尿
標本作製:LBC(SurePath)
臨床情報:前医にて膀胱腫瘍疑いにつき精査中
推定組織型
※ 5.その他を選択された方
症例番号2
出題者:江坂 四季音(CT)東京都健康長寿医療センター病理診断科
回答者:西山 純司(CT)産業医科大学病院 病理部
70代、女性
検査材料:自然尿
標本作製:遠心分離後直接塗抹,コーティング固定
臨床情報:膀胱癌疑い
回答選択肢(推定組織病変)
症例番号3
出題者:中村 海斗(CT)山梨大学医学部附属病院 病理部
回答者:今川 奈央子(CT)神戸大学医学部附属病院 病理部
70代・男性
検査材料:自然尿
標本作製:直接塗沫法
現病歴:肉眼的血尿を主訴として来院。エコーにて膀胱腫瘤が疑われ、尿細胞診施行
回答選択肢(推定組織病変)
※ 5.その他を選択された方
症例番号4
出題者:宮下 奈都美(CT)大阪回生病院 病理診断科
回答者:佐藤 昴 (CT)岩手県立中央病院 臨床検査技術科
50歳代、男性
検査材料:自然尿
標本作製:BD SurePath(スライド1~3枚目)
直接塗抹(スライド4~5枚目)
臨床情報:血尿を訴え他院受診。
膀胱鏡で広基性非乳頭状腫瘤を認めたため、
膀胱癌の精査目的で当院に紹介受診。
回答選択肢(推定組織型)
※ 5.その他を選択された方
症例番号5
出題者:浦 雅彦(CT)近畿大学奈良病院 臨床検査部
回答者:菊地 寿英(CT)国際医療福祉大学病院 病理診断科
50代、女性
検査材料:尿道口洗浄液
標本作製:沈渣物をYM式固定液で固定後、オ-トスメア-にて塗抹
臨床情報:外尿道口,腟入口部に黒色腫瘤
回答選択肢(推定組織型)
症例番号6
出題者:秀坂 恵(CT)福山市民病院 医療技術部 臨床検査科
回答者:四丸 知弥(CT)公立八女総合病院 臨床検査科病理
80代、女性
検査材料:自然尿
標本作製:LBC ; BD サイトリッチ Red (Sure Path) 法
臨床情報:約1年前に膀胱癌
(診断;Urothelial carcinoma,High grade)
BCG療法(80mg x 2 回)後、経過観察中
推定病変選択肢
症例番号7
出題者:林 洋子(MD)佐世保市総合医療センター 病理診断科
回答者:齊藤 穣(CT)JCHO船橋中央病院 臨床検査科
80代、女性
検査材料:自然尿
標本作製:LBC (Cellprep)
臨床情報:左尿管癌術後
推定病変選択肢
症例番号8
出題者:倉永 博之(CT)株式会社エスアールエル
回答者:土肥 誠(CT)滋賀県立総合病院 病理部
80歳代、男性
検査材料:自然尿
標本作製:LBC(ThinPrep)
臨床情報:肉眼的血尿
推定組織型