TOP > 過去のイベント > 第13回泌尿器細胞診(別府)カンファレンス in 日出
世話人代表 森内 昭 (国立病院機構大分医療センター病理部)
実行委員長 蒲池綾子 (大分市医師会立アルメイダ病院病理部)
事務局長 丸田淳子 (野口病院研究検査科)
主催 | 泌尿器細胞診カンファレンス |
---|---|
開催日 | 平成26年2月8日(土)~9日(日) |
会場 | ホテル ソラ-ジュ、大分、日出(ひじ) 〒879-1504 大分県速見郡日出町大神7505 Spa & Resort Hotel Solage, Oita, Hiji http://www.solage.jp/ |
定員 | 150名 |
申込締切 | 平成25年12月31日(火) |
申込方法 |
|
森内昭(国立病院機構大分医療センタ-研究検査科)
今回第13回泌尿器細胞診(別府)カンファレンスの学術集会長を務めさせていただきます。例年の如く、カンファレンスに出席された方々に実りある学術集会にいたしたいと思っています。
会のメインテーマは、「ぶれない細胞診をするための方策」としますが、現在進行中の「尿細胞診の報告様式についての考察」に深く関連していると思います。
低異型度UCと高異型度UCの明確な区別と、それぞれの判定に関して鑑別すべき病変の認識と判定の仕方がポイントと考えます。尿細胞診の報告様式を全国的に統一されたものにするようにと、この泌尿器細胞診(別府)カンファレンスからも多くの委員が選出されております。つきましては、これまでの経緯とこれからの方向性を知ることと、新報告様式への参加者からの要望も取り入れるべくシンポジウムを企画したいと思っています。同時に、報告様式が統一された場合に、最も重要なことは診断基準も統一されることです。そのために尿細胞診断ガイドラインの作成が現在勧められているところであり、今回のカンファレンスで紹介して頂き、参加者からのご意見も頂きたいと思っています。診断の精度の高める方法として、私は10年以上にわたって、核の膨隆サイン(Nuclear bulging Sign:NBS)を研究して参りましたので、カンファレンスの中で皆さんと所見を共有できるようであれば、幸いと考えております。それによって、「ぶれない尿細胞診」「精度の高い、臨床的に有用な尿細胞診」が作られていくのではないかと考えています。細胞・組織の3D的所見には二次元組織像・画像には出てこない所見があります。是非とも、核の膨隆サイン:NBSなど細胞3D所見になじんでいただきたい。
今回の会場は、別府市より大分空港に若干近い、城下ガレイで有名な日出(ひじ)の温泉リゾ-トにしました。大いに学び、大いに食し、そして大いに温泉をお楽しみ頂きたいと考えております。泌尿器科領域の細胞診にご興味をお持ちの臨床検査技師、細胞検査士、細胞診専門医、泌尿器科医の皆様のご参加・発表をお待ちしております。