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第14回 スライドカンファレンス症例

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症例1

出題:産業医科大学 岩井幸子

年齢:70歳代・男性

検体:分腎尿(左右上部,中部,下部・二重遠沈法)

標本作製:二重遠沈法

現病歴

  • 血尿にて初診
  • US/CTにて右腎に9cm大の腫瘍あり
  • 直近に前立腺癌(T1N0M0)の既往あり
検体1 検体1 検体1 検体1
選択肢
  • 陰性/良性細胞
  • 良悪性鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 反応性異型
  2. 尿路上皮内癌
  3. 尿路上皮癌
  4. 腺癌
  5. カルチノイド

症例2

出題:名古屋第二赤十字病院 瀬古 周子

年齢:70歳代 男性

検体種別:分腎尿

検体処理法:LBC法 (ThinPrep)

臨床所見

  • 透析歴25年、貧血、全身倦怠感、腹部膨満感、両側胸水あり。
症例2 症例2 症例2 症例2 症例2
選択肢
  • 陰性/良性細胞
  • 良悪性鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 反応性尿細管上皮
  2. 低異型度尿路上皮癌
  3. 高異型度尿路上皮癌
  4. 腎細胞癌
  5. 胃癌の転移

症例3

出題:四国がんセンター 佐藤正和

年齢:50歳代 男性

検体:新膀胱(回腸)自排尿、シュアパス処理標本

現病歴

  • 5年前に膀胱癌にてTUR-BT施行。TURの組織診断 UC/TCC,PNT,G2,pTa,ly0,v0.
  • その後2回再発、BCG治療を施行し経過観察中に細胞診にて癌を疑われ3回目のTURを施行。
  • 膀胱および右下部尿管浸潤癌の診断され下部尿管および膀胱全摘後に回腸
    新膀胱増設術を施行。組織診断はUC/TCC,PIT,G2,INFα,pR0,ly1(D2-40),v0(VB-HE),rpT2,pN0,cM0,rpStageStage2
    WHO Classification: urothelial carcinoma, infiltrating, Nested, high grade.
    以降、細胞診にて経過観察
症例3 症例3 症例3 症例3 症例3 症例3
細胞判定および推定される細胞を選択ください
  • 陰性/良性細胞
  • 良悪性鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 尿路上皮の良性異型細胞
  2. 反応性尿細管上皮細胞
  3. 変性腸管上皮細胞
  4. 尿路上皮癌細胞
  5. 組織球集塊

症例4

出題:東京新宿メディカルセンター 川口洋子

年齢:60歳代、男性

検体:自然尿

主訴:尿腺が弱い

臨床所見

  • エコー上膀胱右側壁に腫瘍あり
症例4 症例4 症例4 症例4 症例4
選択肢
  • 正常または良性
  • 良悪鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 尿細管上皮細胞
  2. 低異型度尿路上皮癌細胞
  3. 高異型度尿路上皮癌細胞
  4. 腺癌細胞(前立腺)
  5. その他の悪性細胞

症例5

出題:東北大学医学部付属病院  三浦 弘守

年齢:70代、男性

検体:自然尿と腎盂カテーテル尿

検体処理法:自然尿とカテ尿ともにオートスメア法

臨床所見

  • 前立腺肥大症で通院治療中に血尿を認めた
症例5 症例5 症例5 症例5 症例5 症例5
選択肢
  • 正常または良性
  • 良悪鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 反応性尿路上皮
  2. 尿路上皮内癌
  3. 高異型度尿路上皮癌
  4. 尿路上皮以外の良性細胞
  5. 尿路上皮以外の悪性細胞
4.5選択の場合、それぞれ、細胞の由来または推定病変について記述してください。

症例6

出題:メデイカルなら 安達 博成

年齢:70代、男性

検体:腎盂洗浄液(左、右)

検体処理法:沈渣すり合わせ

現病歴

  • 2011年尿路上皮癌(CIS)にてTURおよびBCG療法施行。
  • 以後経過観察。2012年1月細胞診にて再発疑いTUR、膀胱三角部に異型尿路上皮が確認され再度BCG療法施行。
  • 以後経過観察。2014年8月、念のため施行された上部尿路の精査で左右の腎盂洗浄細胞診が施行された。

症例6 症例6 症例6

症例6 症例6 症例6
  • 正常または良性
  • 良悪鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 正常尿路上皮細胞
  2. 良性異型尿路上皮細胞(反応性異型)
  3. 鑑別困難
  4. 悪性疑い(High grade UC susp)
  5. 悪性(High grade UC)
  • 正常または良性
  • 良悪鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 正常尿路上皮細胞
  2. 良性異型尿路上皮細胞(反応性異型)
  3. 鑑別困難
  4. 悪性疑い(High grade UC susp)
  5. 悪性(High grade UC)

症例7

出題:佐世保共済病院 久保 綾

年齢:80歳代前半、女性

材料及び処理法:(写真1~4)自然尿、引きガラス法 (写真5~6)右分離尿、LBC法(サイトコレクト)

臨床診断:右水腎症

臨床経過

  • 両下肢の腫張あり近医受診。超音波検査にて右腎盂、腎杯の拡張を認め当院紹介となった。
症例7 症例7 症例7 症例7 症例7 症例7
選択肢
  • 正常または良性
  • 良悪鑑別困難
  • 悪性疑い
  • 悪性
  1. 反応性尿路上皮細胞
  2. 異形成
  3. 低異型度尿路上皮癌
  4. 高異型度尿路上皮癌
  5. 上皮内癌

症例8

出題:関西医科大学付属滝井病院 木下勇一

年齢:70代 男性

検体:左尿管カテーテル尿

現病歴

  • 検診エコー検査にて水腎症を指摘。
  • 近医の単純CTで水腎症(結石は陰性)を指摘。精密目的で当院紹介。
  • 画像所見で左腎盂・上部尿路に拡張を認め、軽度の水腎症を認めたことから、尿管癌を疑い、自然尿および、カテーテル尿の細胞診を施行。
  • しばらく尿細胞診陰性が続くが、ある時点で異型細胞が確認された。ステント留置後、水腎症は見られなくなった。
症例8 症例8 症例8 症例8 症例8 症例8 症例8
選択肢
  • 陰性/良性細胞
  • 疑陽性(悪性を否定しえない)
  • 疑陽性(悪性を強く疑う)
  • 陽性(Low-grade urothelial carcinoma)
  • 陽性(High-grade urothelial carcinoma)

症例9

出題:帝京大学ちば総合医療センター 小山芳徳

年齢:70歳代、男性

検体:右腎盂洗浄尿(二回遠心法、処理液:YM式液状検体処理液)

現病歴

  • 肉眼的血尿にて前医受診。細胞診検査にてClassClass2であったがCTにて右腎盂にやや拡張がみられ、腎盂腫瘍を疑われた。精査目的に当センター受診。
  • 逆行性腎盂造影検査にて中腎杯を占める乳頭状腫瘍が確認された。
症例8 症例8 症例8 症例8 症例8 症例8
選択肢
  • Inadequate / 検体不適
  • Negative for malignancy / 陰性
  • Atypical cells / 異型細胞
  • Suspicious for malignancy / 悪性疑い
  • Malignant / 悪性
その他備考